皆様 こんにちは、こんばんは。
年齢を重ねるにつれて
「何を着たらいいのかが分からない」
そう感じる瞬間が増えてきます。
若い頃は流行っているアイテムを
なんとなく着ていれば…
それでもサマになったとおもいます。
でも40代になるとそうはいかなくなります。
しかし、それはセンスの問題ではなく
体型・立場・求められる印象が
変わってきているからです。
今回のこの記事では、ｱﾃﾁのちゃんが
長年ジャケパンスタイルを続ける中で
たどり着いたトラウザーズついてです。
トラウザーズとはスラックスのこと。
ここではあえてカッコつけて
トラウザーズと言っています。
なぜ股上が深いトラウザーズを選ぶのか
なぜ流行を追わない方が楽なのか
季節ごとに何を基準に選んでいるのか
といった考え方をまとめています。
服に詳しくなくても大丈夫です！
40代が無理なく続けられる
トラウザーズの軸の話です。
考え方だけ持ち持ち帰ってもらえれば
ｱﾃﾁうれちいでちゅ！
この記事でわかること
40代男性がトラウザーズ選びで迷いやすい理由
流行のパンツがしっくりこなくなる原因
股上が深いトラウザーズをおすすめする理由
季節ごとの裾幅・色・素材の考え方
クラシックスタイルが40代に向いている理由
Contents
40代からは「流行」より「今後の貫きと積み重ね」
まず一番伝えたいことがあります。
流行は、その瞬間はかっこいい。
でも、自分のスタイルを積み重ねて
くれるわけではありません。
40代になると流行に寄せた服装は
若作りに見える
服だけ浮いて見える
なぜか落ち着かない
ということが起こりがちです。
一方でクラシック寄りの装いは
年齢を重ねるほど馴染む
多少体型が変わっても破綻しにくい
「ちゃんとして見える」
という強みがあります。
トラウザーズはその差が出やすいアイテムです。
一貫して選んでいるトラウザーズの条件
季節が変わっても
ｱﾃﾁが必ず守っているポイントがあります。
股上が深いこと
へそより上
少なくともへそ位置〜やや上
これは一年中変わりません。
シルエットはクラシック寄り
ノータック〜2タック
太すぎず、細すぎず
ジャケパン前提
夏はイタリア寄り
寒い季節はイギリス寄り（カントリー含む）
ここを軸に
裾幅・素材・色だけを季節で微調整しています。
裾はダブル
- リネン以外は「ダブル＋ハーフクッション」
- リネンのみ「ダブル＋ノークッション」
アテチはダブル幅を基本4cmにしています。
身長180cm以上の場合は5cmがいいと思います。
体型とバランスを優先した結果です。
なぜ「股上が深いトラウザーズ」なのか
理由は大きく分けて2つあります。
① ファッションのルーツは外国基準
ファッションは基本的に
パリコレ
ミラノ
ロンドン
といった海外から
ボトムダウンしてきます。
モデルは当然、外国人。
手足が長い
骨格が大きい
胴が短い
この体型を前提に作られたバランスを
そのまま日本人が着ると、ズレが出ます。
実際、ユニクロですら
広告やポップは外国人モデルが中心です。
② 日本人の体型との相性
日本人は
太るとお腹が前に出やすい
欧米人ほど全体にバランスよく太らない
足が短め(泣)
という特徴があります。
股上が浅いパンツを履くと
ベルト上にお腹が乗り強調される
脚が短く見える
上半身と下半身のバランスが崩れる
結果としてだらしなく見えやすいのです。
股上が深いトラウザーズは
ウエスト位置が上がる
脚が長く見える
ジャケットとのバランスが取りやすい
40代の体型には圧倒的にこちらのほうが安定します。
季節ごとに変えているポイント
裾幅（のちゃん基準）
春：20cm
夏：18〜19cm
秋：21cm
冬：22cm
暑い時期は軽快に！
寒い時期はゆったり！
重心を下げて安定感を出します。
色の考え方
基本はこの3系統です。
グレー（明暗）
ネイビー（明暗）
バーガンディ（差し色）
春夏は明るめ
秋冬は深みのある色へ。
色数を増やすのではなく
明度を変えるだけにしています。
季節別おすすめ素材
春
コットン
サマーウール
春夏〜夏
リネン
夏秋
リネン
シアサッカー
秋
コットン
サマーウール
秋冬〜冬
フランネル
ツイード
冬春
フランネル
ツイード
素材が変わるだけで
同じシルエットでも印象は大きく変わります。
夏以外で特におすすめ：NEATトラウザーズ
夏以外で特に気に入っているのが
NEATのトラウザーズです。
理由はとてもシンプル。
股上が深い
2タック
クラシックな設計
40代の体型と相性が良いです。
注意点もあります
NEATは
ヒップがやや大きめ
トラウザーズだけ目立つことがある
理由はアメリカ由来のゆったり目
なので、意匠とはすこし乖離しますが
お直し前提で考えたほうが良いです。
ヒップ
ワタリ
裾幅※
ここを少し詰めるだけで
見違えるようにきれいになります。
フォルムを英国のようにすることです。
※裾幅の展開はいくつかありますの不要な場合も多いです。
ただし、極端に太いのもあるので、裾幅は~23cmがおすすめです。
流行を追わない＝地味、ではない
クラシックと聞くと
地味
古臭い
無難
と思われがちですが実際は逆です。
流行に乗った服は数年後に必ず古くなります。
そのときの流行に乗った個性は光るかもしれません。
一方でクラシック寄りのスタイルは真逆の考えです。
時間が経っても古びにくい
自分の年齢と一緒に育つ
「あの人はああいうスタイル」という印象が残る
40代からはこちらのほうが圧倒的に強いです。
まとめ：トラウザーズは「軸」を決める
ｱﾃﾁが伝えたかったのは
「このブランドを買え」という話ではありません。
(既製品ではNEATを買っていますが…。)
やることはとてもシンプルです。
股上が深いトラウザーズを軸にする
シルエットはクラシック寄り
季節で裾幅・素材・色を微調整する
流行を追わなくても十分かっこよくなれます。
むしろ、追わないほうが、ちゃんとして見えます。
トラウザーズは年齢が一番出るアイテムです。
だからこそ少しだけ立ち止まって
「積み重ねられる選択」をしてみてください。
次回は、のちゃんが持ってるトラウザーズを
紹介をできたらしたいとおもいます。
以上、のちゃん(@nochan30club)でした。
また見てくださいね！
